SANZUI vol.10_2016 spring

ひとことください

Text / Makoto Hasegawa   Photo / Ko Hosokawa

第四回影山 ヒロノブ

元来飽きっぽい人間なんですが、唯一、10代からやり続けているのが音楽です。でもこの世界は好きというだけでは生き残れない。LAZY解散後、ソロになってからの数年間は実力を磨く期間になりました。自分は『ウサギと亀』でいう亀タイプ。コツコツやり続けて人生全部をかけて、最終的に帳尻を合わせるしかない。当時、時間だけはあったので、年間120本、ライブハウスを回りました。ライブが続くと声が出なくなる時期があるんですが、それでも歌い続けていたら、声が強くなり、自分の思う艶を出せるようになった。レベルアップした時期に、日本コロムビアのディレクターから声をかけてもらい、アニソン界でのキャリアが始まった。すべての経験が血肉になってますね。JAM Projectでは自分をメインストリートに引っ張ってくれたアニソン界への恩返し的な思いも込めて活動しています。

来年デビュー40年ということで新作を制作中で、1曲英詞にも初挑戦しました。海外公演が増えてきたこともあって、47歳で英会話を勉強し始めました。英詞に挑んだのはその下地があったから。「継続力」の大切さを今も実感しています。


PROFILE 1977年、「LAZY(レイジー)」のボーカルとしてデビュー。解散後1985年「電撃戦隊チェンジマン」主題歌でアニメ・特撮ソングデビューし「ドラゴンボールZ」主題歌「CHA-LA HEAD-CHA-LA」や、その他後世に残る名番組の主題歌を担当した。また「アニソン界」を代表する実力シンガーによって結成されたスーパーユニットJAM Projectのリーダーとして活動し、国内のみならず世界でも活躍。

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