実演家とは

著作権法では、実演を「著作物を、演劇的に演じ、舞い、演奏し、歌い、口演し※1、朗詠し、又はその他の方法により演ずること」や「著作物以外のものを演じる場合で芸能的な性質を有するもの※2」と定義しています。

※1:口演の典型例としては、講談の読み、落語の話し、漫才の掛け合い、漫談の語りなどがあります。
※2:典型例としては、奇術・曲芸・腹話術・物真似などがあります。

実演家とは、プロアマ問わず、このような実演を行った人のことをいいます。著作権法では、俳優、舞踊家、演奏家、歌手を例示していますが、これに留まらず講談師、落語家、漫才師、奇術師など、様々な実演家がいます。また、オーケストラの指揮者や舞台の演出家のように、実演家を指図して自らの主体性のもとに実演を行わせている人も実演家にあたります。

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