SANZUI vol.02_2013 autumn

若き実演家の未来

Photo / Anna Hosokawa

ヴァイオリニストの王道を歩む三浦文彰

音楽一家で育ち、演奏家になりたいと強く意識したのは10歳の頃。歴代のヴァイオリニストの名演奏を集めたDVDの個性豊かな演奏に衝撃を受け、これだと思った。作曲家の意を汲み、ヨーロッパの伝統的な音楽を深める。そして、音色の追求にも貪欲だ。「音楽は、意欲次第でいくらでも上手くなるし、満足することがないから続けられる。年齢によって味わいが変ってくるのも魅力」と語る。

近年では、ヴィオラにも挑戦。室内楽をやることで、まわりの音の聴き方が変わり、視野が広がった。指揮の視点からもオーケストラの勉強をしたいと、音楽への意欲はとどまらない。これからは「一般の人に、クラシック音楽をもっと身近に感じてもらえる活動も」という。10年後は?「いい演奏を重ねていきたい。その延長に未来はある」


PROFILE 東京都出身。ヴァイオリニストの両親のもと、3歳よりヴァイオリンを始める。2009年、ハノーファー国際コンクールにて史上最年少で優勝。聴衆賞、音楽評論家賞も同時に受賞。国内外の音楽祭への参加や各国のオーケストラとの共演を重ねている。2009年度第20回出光音楽賞受賞。2011年CDデビュー。現在、ウィーン私立音楽大学に在籍。

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