vol.029「デビュー40年でさらに幹を太く」
日本中のお茶の間で親しまれ、知らない人はいないといえるこの人の笑顔。30年以上前に放送されていた『カックラキン大放送』で堺正章や坂上二郎らのコントの相手をつとめ、「ナオコばぁちゃん」は大人気を博した。数多く出演したCMでも、キンチョールの「飛んでれら、死んでれら」など、流行語となるフレーズを生んできた。本業である歌手としては、1975年に『愚図』が大ヒット。その後も、中島みゆきの『あばよ』(76年)『かもめはかもめ』(78年)、桑田佳祐の『夏をあきらめて』(82年)、小椋佳の『泣かせて』(83年)、田原俊彦とのデュエット『夏ざかりほの字組』(85年)など、多くのヒットを飛ばしてきた。その活躍はテレビドラマ、映画、舞台などあらゆるジャンルに及び、数々の名優などとも共演。幅広い交友関係を築いてきた。 その研ナオコさんと以前から親交のあるCPRA広報委員会の松武秀樹委員長が、デビュー40周年を振り返って深い思いを伺った。
(2011年01月05日公開)