vol.009「スタンダードナンバーを追い求めて」
1970年代前半に、いまも幻の名盤として語り継がれるアルバム「摩天楼のヒロイン」でシンガー・ソングライターとしてデビュー。79年には「モンローウォーク」が大ヒット。その後も、映画主題歌の「スローなブギにしてくれ」などのヒットを出すほか、多くのアーティストに曲を提供し、映画音楽なども数々手がけるなど、多彩な活動を展開してきた南佳孝さん。幼いころから聴いていた音楽が、兄姉の影響によるスタンダードナンバーや映画音楽で、すでにそのころから自分のなかにメロディーラインができあがっていったといいます。7月17日におこなわれた第2回「c2c・音楽の絆」イベントのライブ直前、CPRA広報委員の松武秀樹が、スタンダードナンバーへの思いや曲のつくり方、これからの音楽の方向性などについて伺いました。
(2007年08月07日公開)