2019.06.05
ロシアの実演家権利管理団体VOIS事務局長が来訪
去る5月27日、ロシアの実演家権利管理団体VOISの事務局長Erik Valdes-Martines氏が来訪しました。CPRA事務局から、CPRAの組織や徴収・分配業務の概要などを説明したのち、意見交換が行われました。
ロシアでは、2010年に導入された政府許可制による団体運営制度が順調に機能しており、著作権はRAOが、著作隣接権はVOISが管理しています。CPRAとVOISは2009年に双務協定を締結して以降、徴収・分配共に良好な関係を構築しています。
CPRAは現在31カ国、41の実演家権利管理団体と協定を結び、日本国内で徴収した使用料等のうち海外団体の委任権利者分を送金するとともに、海外で利用されたCPRA委任権利者の楽曲に係る使用料等を海外団体から徴収しています。
今後も海外団体と積極的に交流を行い、実演家の権利の国際的保護に努めていきます。