お知らせ

2019.02.01

アジアから研修生を受け入れました

1月23日から1月25日の3日間、CPRAは集中管理団体研修生の受け入れを行いました。

本研修は、アジア地域における著作権制度の整備・普及を目的として、文化庁が世界知的所有権機関(WIPO)に毎年継続的に信託基金を拠出し、文化庁がWIPOの協力を得て企画・実施しています。今年度の研修には、バングラディシュ、ブータン、ネパール、ベトナムから計8名の政府関係者及び集中管理団体の担当者並びに、世界知的所有権機関(WIPO)の職員2名が参加しました。研修生等はCPRAのほか、日本音楽著作権協会(JASRAC)及び芸能花伝舎を訪問しました。

CPRAでは、実演家の権利及びCPRAの概要、集中管理団体のガバナンス、音楽分野の徴収及び分配業務、委任管理、広報業務の講義が行われました。質疑応答の内容は、徴収額の取決めの際の交渉方法及び、分配額の算出方法、委任管理に必要な情報について等、多岐にわたりました。講義終了後の意見交換の際には、引き続き本研修の様な研修の実施及び、集中管理団体制度を整備する為の支援を求める意見が、研修生から世界知的所有権機関(WIPO)に対して相次ぎました。

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