2018.12.03
韓国FKMP・キム会長ほか一行が来訪
11月30日、韓国FKMP(音楽実演家連合)のキム・ウニョン会長ほか理事・職員の総勢40名の来訪を受けました。
韓国FKMPとは2010年の双務契約締結以降、お互いの職員の交換研修プログラムを実施するなど、使用料の徴収・分配以外にも様々な形で交流をはかり友好な関係を築いています。今回の来日にあたり、これまでの芸団協CPRAの支援に対して直接お礼を述べたいとの意向を受け、野村萬芸団協会長はじめ福島明夫常務理事、椎名和夫常務理事、増山周理事及び職員らで対応しました。
野村会長主催のレセプションにおける歓迎挨拶では『風姿花伝』の一節を引用し、「これからも共に文化芸術の大輪の花が咲き誇る国を目指しましょう」という挨拶に対して韓国FKMPからの拍手が起こり、キム会長からは改めてお礼が述べられるとともに、その後は終始和やかに歓談が行われました。
また、この機会を利用し、午前中は芸能花伝舎にて、その運営やキッズ向けプログラムなどのイベントについての説明を行ったのち施設を見学。午後にはオペラシティに移動し、日本における音楽配信市場や著作権法改正の動向、IPD(実演家データベース)とVRDB(作品データベース)への参加までの苦労や参加するメリットを説明したほか、MPNの協力により、P-LOGやMPN BOXによる演奏家情報の収集方法についての説明を行いました。