お知らせ

2014.09.19

文化庁集中管理研修生を受け入れました

9月8日から11日にかけて、文化庁集中管理研修が行われました。この研修は、例年行われているWIPO・APACEプログラム(アジア地域著作権制度普及促進事業)に加え、今年初めて行われたもので、インドネシア、マレーシア及びタイの音楽著作権管理団体職員、実演家団体職員、さらにオブザーバーとして政府職員が招聘されました。初日、文化庁でJASRAC、CPRA及びレコード協会の活動概要の説明があった後、研修生はJASRACとCPRAに分かれて、それぞれ三日間の研修を受けました。

CPRAでは、インドネシアの実演家団体PRISINDO、マレーシアの実演家団体PRISMとRPM、及びマレーシア知財公社から各1名、計4名の研修生を受け入れました。研修では、徴収分配や海外団体との契約交渉など具体的な実務について説明を行い、研修生からも熱心な質問が相次ぎました。

日本の実演家の権利を海外で適切に保護してもらうためにも、今後もこのような機会を通じて、海外の実演家団体との関係構築及び意識啓発に努めていきたいと思います。

140918_pho01.jpg