お知らせ

2014.12.24

マレーシア知的財産公社がCPRA来訪

去る2014年12月11日、マレーシア政府知的財産公社、著作権審判所及び著作権行政担当者ら10名による代表団がCPRAを訪問しました。現在マレーシアには、実演家の権利の集中管理制度はありますが、実務の運用レベルではさまざまな問題を抱えています。解決策を検討するため、CPRAと意見交換並びに情報収集することが目的でした。

会議では増山事務局長より、商業用レコード二次使用料を中心とした制度や、徴収・分配業務の概要、及び団体運営の透明性を確保することの重要さ等について説明がありました。意見交換や質疑応答では、テレビ局との徴収額の取決めに関する交渉方法や、集中管理団体のガバナンスの在り方といった実務的な内容から、集中管理の制度設計に至るまで、多岐にわたり活発な議論が行われ、代表団の日本における集中管理制度及びCPRAの実務に対する関心の深さが伺えました。

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