CPRA news Review

芸団協CPRAの活動や、実演家の権利、著作権法に関する国内外の話題を取り上げます。機関誌「CPRA news」(~2021年7月まで発行)の誌面に掲載した巻頭メッセージ、特集もご覧いただけます。

CPRA news Review 最新号

CPRA news Review Vol.6(2024年7月号)

CPRA機関誌「CPRA news Review」VOL.5発行!

ウェブサイト内のCPRA news ONLINEのなかから、とくにじっくりとお読みいただきたい記事を冊子版として再編集し、発行していきます。

■芸団協CPRA 2024年度事業計画/2023年度事業概要報告

■インフォメーション
・「知的財産推進計画2024」の策定に向けた意見書を提出
・徴収業務に関する近時の動向
・2024年度SCAPR総会に参加
・令和6・7年度芸団協役員が就任/2023年度「年次報告」を発行

■レコード演奏・伝達権の創設に向けて―BGM利用における実演家の権利を考える

■生成AIと実演―パブリシティ権を巡るアメリカの動向

【表紙イラスト】hermippe(ヘルミッペ)

※太字の記事は、サイト内「CPRA news ONLINE」でもお読みいただけます。ただし、「CPRA news Review」では冊子版として再編集しているため、ウェブ版記事とは多少異なる場合がありますのでご了承ください。

CPRA news ONLINE

生成AIと著作権法を巡る議論

法制広報部 君塚陽介

生成AIを使って、簡単に文章や画像、音楽などを生成することができるようになっている。その一方、誤った情報の拡散や個人情報の漏えいのほか、著作権侵害やクリエイターの仕事が奪われたりするのではないかなどの懸念も示されている。2023年5月に開かれた広島サミットでも、生成AIの問題を議論することが合意され、日本国内での議論が進められている。そこで、本稿では、生成AIと著作権法を巡る議論について見ていくこととしたい。

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