CPRA news Review

他の記事を探す
カテゴリで探す
記事の種類で探す
公開年月で探す

SCAPRが2024年度年次報告を公開

芸団協CPRA

2024年10月3日付で、SCAPR(Societies Council for the Collective Management of Performers Rights(実演家権利管理団地協議会))が、2024年度年次報告を公開した。
現在、SCAPRには、世界45カ国から61団体が加盟し、およそ100万人以上の実演家を代表している。

2023年にSCAPR会員団体による徴収総額は9億5,500万ユーロ(約1,575億円)にのぼり(1ユーロ=165円で換算)、2022年と比べて8.5%増加している。

徴収総額のうち、レコード演奏・伝達からの2億9,400万ユーロ(約485億円)が多くの割合を占め、ついで私的録音録画からの1億8,800万ユーロ(約310億円)、テレビ放送からの1億4,600万ユーロ(約240億円)、ラジオ放送からの1億4,400万ユーロ(約237億円)と続き、これらの合計で徴収総額の約81%を占めている。
また、オンデマンド配信からも6,800万ユーロ(約112億円)が徴収されており、2022年と比べて30%増加している。
総額6億3,300万ユーロ(約1044億円)が分配されており、分配を受けた実演家は、およそ58万8,000人と推定されている。


SCAPR 2024 Public Report(Linked in)