SANZUI vol.10_2016 spring

若き実演家の未来

Photo / Kota Sugawara

進化する身体から生まれる音レオナ(タップダンサー)

ダンサーであり、ミュージシャン。ジャズやインプロ(即興演奏)のセッションにプレイヤーとして参加する強者だ。「音楽を構築するメンバーでありたい」と語るレオナさん。高校生のときのストリートスタイルのおっちゃん(師匠)との出会いが衝撃的だったという。振付のあるミュージカルのタップとは違って、ひたすら自主練して、まわりから盗む。自分で研究しているうちに、ダンスの枠を超えた音楽の追求に向かった。

ピアノやベース、パーカッションとの即興セッションは、まさに真剣勝負。アコースティックな空間で、間近に迫るお客さんには「何かを与える気はなくて、さらけ出す感じ」。無茶がたたって、20歳のときにヘルニアで苦しんだことも。それから、筋肉の使い方やバランスを意識するようになって、音も変わったという。「日々限界という感じだから、全体的に上がっていく。毎日違うところにいける」。


1989年、東京生まれ。幼少期からタップをはじめ、16歳で渡辺かずみ氏に出会い、タップの虜になる。高校卒業とともにニューヨークに渡り修行。2008年にシカゴ、東京、2009年にロサンジェルスで行われた「カッティングコンテスト」で優勝。日本各地でのライブやワークショップはもとより、ニューヨーク、カナダ、アジア各地でも活動している。2015年には、CD「みるくゆ」(板橋文夫FIT!+類家心平・纐纈雅代・レオナ)をリリース。 http://reona-tap.jimdo.com/

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