用語辞典

サ行

ジュネーヴ条約 ジュネーヴジョウヤク

 許諾を得ないレコードの複製からのレコード製作者の保護に関する条約。レコード保護条約とも呼ばれる。レコード製作者の権利を保護するための条約で、1971年にスイス・ジュネーブで作成、1973年発効。日本は1978年に受諾している。
 レコード製作者の権利については、1961年のローマ条約でも定められていたが、締約国が少なく、海賊版の防止には不十分であった。実施する手段は、締約国に委ねられており、著作権法による保護以外にも、不正競争や刑事罰に基づく保護も認められている。


ローマ条約

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